画集や写真集などカラーで印刷する場合、文字ものの出版とでは印刷の工程で大きな違いがあります。そのためコストも文字物に比べて高くつきます。
 それだけに十分な準備と印刷所との打ち合わせが重要となり、進行途中での仕様の変更などはコストに跳ね返ってきます。

写真の作成
 画集などは原画その物から色分解は出来ない場合が多いので、基本的には写真を撮ってカラーポジフィルム又はカラープリントを作り、それを原稿とします。
 その場合、印刷現場の技術者はその原稿に忠実に再現するための版を作ろうと努力します。原稿の善し悪しによって印刷の出来上がりが大きく左右しますので納得のいく原稿にして下さい。

レイアウトと文字原稿の作成
 作りたい本の大きさを決め、用紙をその大きさに切って、大まかなラフのレイアウト(入れる順番に文書や絵、写真の大きさを書き込む)帳を作りましょう。
 それによって何ページの本になるかが判ります。

文字原稿を作る
 レイアウト帳に沿って、絵や写真のキャプションはレイアウト帳の中に書き込み、挨拶文などはスペースに入る程度の文字数で別の用紙に書きます。



製作費を知る
 まず、発注をする前に予算内で制作できるかを確かめるために見積を出してもらいます。
 それには冊数、どんな製本にするか、どのような材料を使うかによって金額が異なります。又大切なことは、原稿に近い刷り上がりであれば良いのか、また原稿以上に色々と色の調整が必要で、しかも本刷り校正まで必要なのか、によって大きく価格が異なりますので、十分に説明して見積をしてもらいましょう。
 もし予算より見積のほうが高い場合は、頁数、製本仕様、使用材料、品質要求などの条件を少し変えることによってお互いが歩みよるなかで、予算内で出来るように努力することです。

 原画、写真、印刷物はその発色させる材料や素材がそれぞれ違います。
 原画を写真に撮った場合、照明、使用フィルム、現像、などにより100%原画通りに再現されません。又その写真を使って印刷用の製版時にも差があり、印刷のインキと印刷用紙にも差ができ、原画と同じものを要求しても理論的に無理があることを理解してください。
 しかし印刷の技術者はそんな条件の中で、限りなく原画に近い刷り上がりをめざしております。






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