研究・評論
- 〈現代語訳〉丹波篠山の鼠草紙
- 愛原 豊著
- A5判横本、96頁、並製本
2023年7月1日 2刷発行
ISBN978-4-87787-820-7
- この本は兵庫県の丹波篠山市立青山歴史村が所蔵する鼠草紙絵巻の現代語訳版です。原本のすべての言葉が現代語訳され、原本のすべての絵がカラーで印刷されています。
ねずみの隠れ里で、ねずみのごんのかみと人間の姫君とが華やかな結婚式を挙げる物語ですが、その後夫婦はどうなるのでしょう。そして、ほんとうの主人公はだれなのでしょう。
この絵巻は、江戸時代に篠山藩第10代藩主の正室(正妻)が嫁入り道具として持参したものと伝えられています。
表紙の絵は、鼠草紙絵巻の結婚式(現代語訳)と花嫁行列(原本)の一場面です。