• 1938年の冬、ドイツの化学者オットー・ハーンらはウランの核分裂を発見した。同時に未曾有のエネルギーも同時に出る事が分かった。折しも翌年から第二次世界大戦が始まり、欧米各国はウランによる原子爆弾製造に躍起となった。ここで名を挙げようとしたのが、ユダヤ系アメリカ人のロバート・オッパンハイマ―だった。彼はノーベル賞を渇望しながらも取れず原爆発明に人生を賭けた。同時にアメリカ大統領であったローズベルトは、不戦ムードの強かった国民の世論を何とか参戦に持っていこうとして、日本を挑発する作戦に出た。そして計画通り、日本に真珠湾を奇襲させ、そして完成したばかりの原爆を、ドイツではなく、日本へ落とそうとしていく。
  
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